福地温泉の宿、元湯孫九郎天領館ナラのフロア14畳和室の宿泊レビュー。小さな温泉リゾート。のんびり温泉を楽しみたい方にお勧め

元湯孫九郎は奥飛騨温泉郷の福地温泉にある旅館です。
奥飛騨温泉郷は観光地化されていない町の雰囲気が好きで、お気に入りの場所です。

特に福地温泉は奥飛騨温泉郷の中でも静かな場所で、温泉を楽しみ、のんびりと時間を過ごしたい方に向いています。

この記事は、福地温泉にある元湯孫九郎天領館　ナラノフロア　14畳和室に宿泊した時のレビューを書いています。

孫九郎の場所

奥飛騨温泉郷の福地温泉にある旅館です。

写真は天領館　ナラのフロア14畳和室にある14畳の和室です。
部屋は文句なく広く、リニューアルされた直後だったので畳も新しく快適でした。

置いてある家具も、飛騨の匠が作った家具で、椅子に座ると快適で眠くなってきます。

子供もこんなに広い部屋には泊ったことがなく、ハイテンションで喜んでいました。

写真は撮れていませんが、音響にこだわった音響ルーム「音泉リビングParagon」があります。
高級オーディオで、ジャズを聴きながらのんびり過ごせる心地よい場所でした。

孫九郎は温泉旅館ですが、音響を楽しんだり、当然温泉を楽しんだりすると、あっという間に時間が過ぎていきます。
こじんまりした温泉リゾートのような旅館です。

露天風呂の写真です。緑褐色の濁りのある湯です。
この緑褐色の濁りは、温泉に含まれる鉄分と硫黄が反応して出来るらしいです。

風呂は20人くらい入れる広さがあり、脱衣所、風呂の周りの岩も風情があります。
風呂に対する造り込みはさすが孫九郎です。

ただ、脱衣所が屋外にあるため、真冬はかなり寒いです。
冬に露天風呂に入る際は、頭を洗う前に入ることをお勧めします。
奥飛騨の冬は、高山の市街地より冷えます。

内湯の貸切風呂の写真です。
1回30分の時間制限はありますが、追加料金は不要です。
幼児を連れての旅行だったので、ゆっくりと時間を過ごしたのは家族風呂でした。

貸切風呂の前に狸の置物が置かれています。
クリスマスシーズンに行ったので、サンタ仕様になっています。

貸切家族風呂は露天風呂も用意されています。
露天風呂も入ろうと思っていましたが、疲れて寝てしまい入れませんでした。

写真は孫九郎の夕食の写真です。
奥飛騨の温泉旅館の料理は大盛が基本です。渓流漁の塩焼き、山菜の料理、飛騨牛は基本で付いてきます。

夕食についていた飛騨牛です。今回はしゃぶしゃぶにしていただきました。
脂が適度に落ちるので、食べやすくなります。

朝食の写真です。棒葉味噌と焼き魚が出ました。
魚も目の前で焼くので、温かい物を食べることができます。

食事の会場は本館の食堂でした。本館は築160年の日本建築です。
梁や柱は太い木材を使用した豪華な建物ですが、どうしても隙間風が入ってきます。
冬に窓際の席になると寒いので、上にジャンバーなど羽織るものがあると体が冷えません。

元湯孫九郎は奥飛騨温泉郷の福地温泉にある旅館です。
露天風呂や家族の貸切風呂もあり、幼児を連れて行っても風呂で気を使わなくのんびり入れます。

温泉も内湯と外湯があり、館内設備も音響ルームがあり、館内で退屈することがありません。
使用している家具も、飛騨の匠が作った家具が置かれており、高級感があります。
もう一度泊まりたい宿の一つです。